遠足

けい友館で遠足に行きました!

2006年10月、けい友館で遠足に行ってきました。
   ここ2、3年は、体育館の予約抽選の問題などもあって、ずっと「スポーツ大会」が実施できませんでした。
   「こうなったら、何か新たなイベントを作ってしまおう!!!」   という発想で、『日帰り遠足』を企画したのです。


   この『日帰り遠足』は、小学生が中心のイベントです。
   中学生は、週あたりの授業数も多く、授業外にも定期テスト前の「対策授業」「土日特訓」などで私と一緒に過ごす機会が多いのですが、小学生は、授業以外には「キャンプ」くらいしか機会がありません。ですから、もっともっと小学生とけい友館のつながりを強くし、けい友館への愛着を持ってもらおうということで、小学生が中心のイベントになったのです。

   次に「どこに連れて行こうか?」 ということになるのですが、基本的な考えは次の通りです。

1.

遊園地やテーマパークは避ける。(子どもたちは純粋に楽しめるが、我々と一緒に行くメリットがあまり無い。)

2.

小学校の遠足で、すでに行ったようなところは避ける。

3.

費用の負担をあまりかけないところにする。

4.

多少なりとも教育的にプラスとなるところにする。

5.

今は十分に楽しめなくても、成長し、大人になったときに「ああ、ここに来たよなぁ」と思い出になるようにする。

6.

雨男(←私です (^^ゞ )がいるので、雨天でも楽しめるところにする。

そんな中、「わりと近いのに、実際にはなかなか家族や学校で行かないようなところの方がおもしろい!?」
ということになり、『皇居』と、そのすぐそばの『科学技術館』に行こうということになりました。

   いざ『皇居』に行くとなると、私が知っているのは『皇居』=「天皇陛下のお住まいになられているところ」とか、「江戸城の跡地」ということなどであって、それ以外のことはほとんど知りませんでした。ですから、インターネットや本などで下調べをしたのですが、調べれば調べるほど「実はここも皇居の一部だったのか!」「こんな跡地があるのか!」などの驚く事実がたくさん出現し、興味は尽きるどころかますます深まっていきました。(スタッフミーティングでも「へぇ〜」という声がたくさん出たのは、言うまでもありません。)
   また、キャンプと違って、特に危険な箇所は無いのですが、やはり当日、右往左往するわけにはいきませんから、事前に下見に行き、見所や順路をチェックして準備は万端!あとは当日を待つばかりです。

   ところで「遠足には10人も来てくれればよい」なんて思っていたのですが、今回は「けい友館に通っていない友だちを誘ってもよい」としたこともあって、参加者数はなんと30人以上!結構な大人数で行くことになりました。

   さて、当日ですが、心配していた天候はおおむね晴れで、雨の心配が無くなりほっとするとともに、生徒たちの集合も順調で、まずは良いスタートが切れました。全員集まったところで、けい友館から「江田」駅に向かい、そこから電車で「大手町」駅へ向かいます。車中も思った以上に静かに時間は流れ、「大手町」駅に到着し、いよいよ『皇居』に向かいます。

   「ここが百人番所だよ。今で言う警備室みたいなところだよ。」など、にわか仕込みの解説をしながら散策し、大きな広場で少し休憩です。元気が有り余っている生徒たちはそこで走り回り、ボールで遊ぼうとしています。そのとき、警備員の方がこちらに向かって近づいてきました。「しまった!ここは運動禁止だった!!!」  あわてて生徒たちにボール遊びを止めさせたところ、警備員の方はクルッと向きを変え、特にお叱りの言葉も無く去っていきました。(警備員の方、すみませんでしたm(__)m)
   その後、天守跡なども見物し、1時間ほど歩き回った後、今度は『科学技術館』へ。

   『科学技術館』の館内は自由行動ということにして、好きなように行動してもらいましたが、どのエリアも生徒たちの興味を引くところばかりで、みんな休む間も無く、あれこれ見て回っていました。事前に配布したパンフレットで、興味のありそうなところをすでにチェックしていたのか、生徒たちの動きはとても速いものでした。
   我々も一緒に回りましたが、大人でも十分に楽しめるものが多く(さすがに体験コーナーはちょっと恥ずかしくもありましたが・・・)、特に液体窒素を使った「低温実験」は、TVで目にしたものの本物を見ることができて、とても感動しました。(風船が割れてしまうという、あまり無いハプニングも経験できました。)
   その他、シャボン玉の中に入ったり、空中自転車に乗ったり、レーザー光線で消しゴムに文字を彫ってもらったり、車の運転を体験したり、館内をオリエンテーリングしたり、お土産を探したり、本当に色々な見所があって、回るのにも大忙しです。

   昼食の集合時間もおおむねきちんと守られ、貸していただいた「団体休憩室」で、みんなでお弁当を食べました。お弁当を作ってきてくれた生徒もおり、とても楽しい昼食の時間となりました。そして、よほど楽しいのか、食べたらすぐに行動する生徒がたくさんいました。

   生徒たちはそれぞれに3時過ぎの集合時間まで目一杯楽しめたようです。中には、もっと見たいからまた来る!などとうれしいことを言ってくれる生徒もいて、ここに来て良かったという気持ちを強く感じさせられました。
   集合時間も順調で、出口で集まったあと、お約束の記念撮影をしてから、今度は「九段下」駅に向かいます。舗装されていないゆっくりとした階段を通るルートで、まるで観光地や時代劇の舞台を行くようでした。都心の真ん中に、こんなところがあるなんて、まだまだ知らないことがあるものです。
   そして電車に乗り、帰宅の途につきました。

今回の遠足で気づいたことは、
1.みんな意外(!?)にマナーがよい。
 電車内では「車内で騒がない、ウロウロしない、お菓子を食べない、席を譲る」など、マナーについては事前に念を押していたせいか、各ご家庭のしつけが良いせいか、生徒たちを叱る場面は全くありませんでした。

2.『皇居』にはあまり興味が無さそうだった。
 小6は江戸時代を歴史で習っていたので多少は知識もあったようですが、小4・小5にとっては単に「広い公園」にしか見えなかったようです。でも、きっといつか、「ああっ、そうだったのか!」と思える日がくるはずであり、これはこれで良かったと思っています。

3.科学は楽しい
 最近「理科離れ」ということをよく耳にしますが、自分で体験する科学は、とてもとても楽しそうでした。もう少し成長すれば、「これはなぜそうなるんだろう?」というところに結びつくのでしょうが、まずは体験をして楽しむことが大切なのだと、とても強く感じました。

   というわけで、遠足の報告でした。
   参加してくれた生徒たちは、みんな満足してくれたようです。後日、「先生、科学技術館にまた行ってきたよ!」という声も聞こえ、本当に楽しかったのだなぁ・・・と思うと同時に、良い行き先を見つけられてよかったという気持ちで一杯です。
   「また遠足に行こう!!!」
また新たな目的地を見つけて、実施したいと思っています。

《遠足の写真集》

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