第六回
「床みがき」
けい友館では、毎日の授業が終わった後、我々講師が掃除機をかけたり、黒板をきれいにしていますが、年に2回「床みがき」という大掃除をも行っています。読んで字のごとく、床のワックスを一旦はがし、新たにワックスを塗り直すのです。他にも普段は掃除をしないところを中心にきれいにします。
翌日は筋肉痛になっていることもありますが、清掃業者に頼まずに自分達の手できれいにすることによって、教室にもより愛着が湧くというものです。
「床みがき」は、大体「父母個人面談」の直前(ご父母の方々をきれいな教室でお迎えしたいという目論みがありまして・・・)の日曜日の朝から行います。ワックスの剥離剤を吹きかけ、ひたすら床をたわしなどでこすります。ポリッシャー(ときどきコンビニエンス・ストアなどで見かける、床を磨く機械です。)も使うのですが、機械だとなかなかきれいに汚れが落ちないので、基本は手がけです。
簡単に汚れが落ちてくれるとよいのですが、そうは簡単にはいかず、何度も何度も力を入れてこすらないと汚れは落ちてきません。普段は授業を行う我々がジャージ姿で床に這いつくばって懸命に汚れと格闘している姿は少々滑稽かもしれませんね。
毎回、生徒たちも何人か手伝いに来てくれます。(事前に「お弁当とおやつを出すから」という固い約束を交わした上で)みんなワイワイ楽しみながら作業をしてくれます。しばしばおしゃべりに夢中になって手がおろそかになることも・・・。(ふむぅ)
夕方くらいにはワックスの塗り直しも終わり、机なども元の位置にもどして全作業終了です。終わったばかりの教室や廊下を見渡すと本当にきれいになっています。生徒たちも「こんなにきれいにしたのだから、汚す人がいたら許せないよね!」なんて少し愛塾心(?)が増したようなことを言ってくれます。
何でも手作りでやってしまう、けい友館ならではのひとコマです。