第七回

「けい友館ワゴン」


 現在、けい友館には3台のワゴン車があります。送迎そのものは、けい友館設立当時からずっと行っていたのですが、当時は生徒数も少なかったため、何と普通乗用車1台ですべての送迎がまかなえてしまっていました。それから徐々に生徒も増え始めたため「輸送力のアップが必要!」ということで、ワゴン車を導入することにしたのです。また、スポーツ大会の送迎や、キャンプの時の荷物運搬用にも使っています。

 けい友館で初めてのワゴン車は、中古車ということもあり、決してピカピカの車ではありませんでしたが「1号ワゴン」と名づけられ、雨の日も雪の日も(!)毎日毎日とても活躍してくれました。その後、だいぶガタがきてしまい「1号ワゴン」はお役御免となってしまいましたが、今でも同じ種類の車を見かけると、当時のことを思い出し、懐かしく感じます。

次に登場した「2号ワゴン」は、マニュアル車志向のけい友館には珍しくオートマチック車な上に、開閉式のサンルーフがついていたという、史上最高のゴージャスさ(!)なんですが、現存していません。こちらも、だいぶガタがきてしまい、すでにお役御免です。

その次に「3号ワゴン」がやってきました。こちらは今も現役で活躍しています。ただし、ついこの間、走行距離が8万キロを超えてしまい、少々ドキドキです。

その後、代替わりで登場した「新2号」は、大型免許が必要な大型ワゴンです。中央ドアまで手が届きませんから、運転席から開閉ボタンで操作できる「自動ドア」付です。重いドアを開け閉めしなくて済むと生徒たちにも好評で、みんな乗りたがります。

さらに代替わりで登場した「新1号」は、キャンプのときにも輸送用として登場したワゴンで、輸送力も走行力も併せ持つたいしたヤツです。キャンプの下見もこれで行きます。

簡単に「けい友館ワゴンの歴史」を振り返ってみました。雨の日も風の日も台風の日も雪の日も、毎日毎日、生徒の送迎に使うものですから、お手入れも大変です。特に洗車が大変なんです。つい最近「U」が一念発起して全車ワックスがけを行ったのですが、少し雨が降るとすぐに汚れて見える白い車ばかりなので「もう汚れちゃったよ〜」と涙を流していました。

雪の日にチェーンをつけるのも大変です。これについては涙無しには語れません。

ところで、送迎についての費用はいただいていません。また、車自体も送迎用のワゴン車ですから、たいした装備もついていませんし、お世辞にも快適なドライブができる車ではありません。そもそも送迎は、決して生徒たちに楽をさせるためのサービスではなく、「通塾時における事故・トラブルから生徒達を守りたい。」という気持ちから行っているものです。

しかし、生徒たちはそんな我々の気持ちを知ってか知らずか、「CDは聴けないの?」「TVをつけて見られるようにしてよ!」「もっとかっこいい車にしてよ〜!!!」などの要望を連発してきます。我々もそれらの尽きない要望には「うーむ・・・・・・」と頭を抱えてしまうのです。
 

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