第十八回

「父母個人面談」

 最近のことですが、11月3日(月)から8日(土)まで、けい友館では「父母個人面談」を行いました。
ご存知の方も多いと思われますが、けい友館では年に2回「父母個人面談」の期間を設けています。普段の連絡表だけでは伝えきれない塾内での様子をお話ししたり、こちらの指導方針を細かくお伝えしたりすることはもちろんのこと。ご家庭からのお話しやご要望などを聞かせていただくことによって、ご家庭と塾、できれば学校も含め、生徒一人一人が学力面、性格面でより向上していくためにはどうしたらよいかというご相談をさせていただいております。そしてこちらも、そこで得たことを今後の指導に活かすようにしています。
(ご要望があれば、いつでも個別面談やご相談をさせていただいております。)

 また、保護者の方に来ていただくのですから、少しでも綺麗にしておこうと「床みがき」(←こぼれ話第六回に詳しく…)もこの時期に行い、万全(!?)の状態でお迎えします。

 塾での様子とご家庭での様子がまったく違う生徒(例えば塾ではとても物静かであまりしゃべらないのに、ご家庭では事細やかに塾内での楽しい様子を話しているなど)もいたりして、しばしば驚かされます。

 中3の生徒のご父母とは、高校受験に向けてのお話が中心です。まずご家庭の方針(公立志望、私立志望だけでなく、どのような環境の高校を望んでいらっしゃるのか)をお聞きし、そして成績・通学時間・学校の特色・学校説明会や卒業生からの情報などを基にして、候補となる学校を挙げます。志望校の選択は生徒の将来に大きく関わることですので、こちらも毎回慎重かつ真剣に取り組んでいます。これまでに苦労したことといえば、生徒の考える志望校とご父母の考える志望校が違い過ぎて仲裁に入らなければならなかったことや、生徒の提出した成績(内申点)が不正確であったために、あとで志望校を大幅に変更しなければならかったりしたことなどが思い出されます。
そして面談後、実際に見学などしていただいた上で受験校を絞り込んでいくこととなります。

 個人面談での話題の中で特によく耳にするのが「自分(保護者の方)の子どもの頃と比べ、今の子は勉強をしない。」ということです。これだけゲームやメールなどの娯楽や情報に溢れたサービス過剰の世の中になってしまうと、外で遊ぶくらいしかやることがなかった我々大人の子ども時代と同様に勉強を望むのは、なかなか難しい話です。また「ゆとり教育」の下、大幅に削減された内容、居残りや罰などの強制力の無い宿題、競争力を持たせない指導法など…、勉強をしっかりと行うために必要な環境・要素がこれだけ減っていては、よほど生徒本人の強い意志やご家庭での学習計画がなくては、子どもたちも積極的には学習できないでしょう。「昔に比べて勉強をしなくなった」という現実には何ら不思議はありません。
 もちろん、我々も手をこまねいてはいません。あの手この手を使い、何とか勉強に目が向くよう、日々工夫と努力を重ねています。個人面談は、その経過とそれまでの成果をお伝えする場にもなっています。

 また、けい友館に対するご要望もありがたく頂戴しています。その中の一つに「宿題などの情報をこのHPに載せられないか」ということがありました。これが可能となれば、まず、お休みしてしまった生徒や、出席したけどどこが宿題か忘れてしまった生徒などの不都合を減らせます。そればかりでなく、保護者の方にも、今どのような内容を行い、どんな宿題を出しているかをお伝えすることができるようになります。また、お知らせなどの配布プリントの有無もわかりますので、プリントが「カバンの肥やし」になってしまうことを防げます。メリットの大きいことですので、けい友館としても何とか実行すべく準備を進めています。(この場を借りまして、面談や説明会でご提案くださった方々に感謝いたします。)

<前のページへ> <目次ページへ戻る>