私立高校の入試選抜方法

◎ 私立高校の入試方法には大きく分けて

『推薦』『一般入試』があります。

推薦 一般入試
実施時期 1月下旬 2月10日ごろ
決定方法

内申点(成績)+面接が基本。その他に作文・適性検査(英数国などの小テスト)を実施する場合もあり

主に学力試験多くの場合3科目だが、2科目だけや、5科目から何科目か選択させる学校もある

募集人数 入学定員の半数が上限 入学定員から推薦入学者数を引いた数。
留意点 早くに合格が決まるため、高校入学時までに学力が落ちやすい。 入試に向けての学習努力が、進学後に活きてきやすい。

ポイント

推薦入試 → 1月に面接を中心として行われる。

一般入試 → 2月に筆記試験を中心として行われる。

◎ 私立入試では『確約』が大きく関わってきます。

     『確約』・・・ 簡単に言えば、就職時の「内定」と似たものと言えるでしょうか。

12月中旬に行われる「中学校と高校との事前相談」のときに、中学側が「この生徒は入学できますか」と『打診』をして、高校側が「受け入れましょう」と『確約』で応えるというものです。

したがって『確約』があれば、受験当日によほどのことが無い限り、合格が得られます。

確約をもらう条件

  (基本的には)各高校別の内申基準点をクリアすること。

      ただし、細かい条件がつくことがあります。

欠席日数・遅刻日数の上限を越えないこと。
9科目の中に「1」や「2」が無いこと。               など

    また、内申点に加点できる条件もあります。

英検・漢字検定・数学検定の級を持っている。 (主に3級以上。ただし、英検は準2級以上としている高校もあります。)
生徒会活動や部活動での成果がある。             など

内申基準点・・・ 基本的には「通知表の数字の合計値」のことを指します。
          『確約』にどれくらいの数値が必要かは、多くの場合、非公表です。

さらに「何の科目を評価するのか」「いつ出た成績を評価するのか」なども高校によって違います。したがって、合計値をクリアしていても、科目の数値のバランスによっては『確約』が得られない場合もありえます。

『確約』をもらわない場合の受験

  試験当日の出来次第で合否が決まる。

      『確約』をもらわない場合には、

『確約』までの基準点に内申点が達していない

もともと『確約』の制度を設けていない高校を受験する

などが考えられます。


安心して受験するためには

『確約併願』を他の私立高校からもらうという手段もある。

『確約併願』・・・ 他の私立高校の受験に失敗した場合は「こちらに必ず来てください。」という約束をする形の確約です。

一見、便利そうですが、実際に他の私立高校に対して実施してくれる高校はそれほど多くなく、しかも試験日が他の高校と重なる場合は利用できないなど、それなりの不都合もあります。(公立を第一志望としている受験生よりも、かなり不利になります。)

受験上の優遇措置を利用する手段もある。

※ ただし、倍率の高い上位校などでは、優遇措置はほとんどありません。

     ・確約は出さないが、規定以上の成績があれば、入試の際に20点分加算してくれる(←つまりゲタをはかせてくれる)制度のある高校もあります。       

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